土田(つちだ) "読んでいない本について堂々と..." 2025年5月3日

読んでいない本について堂々と語る方法
読んでいない本について堂々と語る方法
ピエール・バイヤール,
大浦康介
「知ったかぶり」を推奨する本ではないよ!!!!! ということだけは大声で言っておかないといけない 小学生の頃、一生かけても世の中にある本のすべてを読むことはできないんだと気づいた時の途方もない感覚を許容してくれる「やさしい」本でした。許容……許容とも違うな、放任かも
土田(つちだ)
土田(つちだ)
@chappa_61T
この本を読んで思ったことはいろいろあるけどまとまりのある文章に起こす元気がないのでメモ程度に箇条書きで感想を残していいですか?いいよ 〈メモ〉 ・心構えの話だからタイトルの「堂々と」が赤字なんだね ・ある本を「読んでいる」ことと「読んでいない」ことの境界は非常に曖昧であることを自覚しようね ・読んだことはあるが忘れてしまった本の項、力強い……本は読むけど忘れるんすよね〜〜〜〜わかる、わかるよモンテーニュ(恐れ多い) ・ある本について語るという行為は本の内容や本そのものについて語るというよりも、その本が他の本あるいは読者との間においてどういう位置付けにあるものなのか、どういう関係性をもっているのかを語ることである ・作品を鑑賞する行為自体がクリエイティブな営みであるというのは本当にそうで(以下略)(仮想敵をつくるな) ・この本の主題・主張をブレさせることなく淡々と論を進めていくところ、「僕は僕の研究を進めるから君たちは君たちで勝手にやりなよ、困ったことがあれば手を貸すくらいのことはするからさ」みたいな感じが大学教授っぽくて好きだ たしかに大学教授が書いた本なんだけどさ ・↑かなり文庫版あとがきに影響されたコメントだ 使用語彙とか
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved