

土田(つちだ)
@chappa_61T
紹介できる自己がない 隙あらばお茶を飲む
- 2026年4月8日
「ふつう」の私たちが、誰かの人権を奪うときチェ・ウンスク,金みんじょん読み終わった「悔しい思いをしなくてすむようにするためには人権に関する知識や情報も必要だが、他人の声に耳を傾ける心が重要ではないだろうか。」(はじめに) 「調査官、調査官の手がずっと温かいことを願っています。私に手を差しのべてくれたときのように」(プノンペンへの道) 「何しろ人権とは法と制度以前に心によるものだから、(中略)私たちが信じて頼っている法律と制度は、私たちが期待するよりもずっと無力な場合が多い。すでに数千の法律があり、これから数千もの法律が作られたとしても、法の無力さを完全にカバーすることは簡単ではなさそうだ。」(お墓の隣にテントを張って) ------ 日本語の「悔しさ」と韓国語の「悔しさ」。他人に自分の大切な何かを軽んじられたときの怒りや悲しみ、やるせなさ。そんな静かな激しさの滲む「悔しさ」。言葉にすると、翻訳すると、やすりにかけられたように整えられてしまう内側の炎。そこに灯る炎の存在に、意識を向けられる人でありたい。 - 2026年3月16日
まさか私がクビですか?日本経済新聞「揺れた天秤」取材班借りてきた読み終わったタイトルとカバーイラストの引きが強い!!! 紹介されている47の裁判事例の大半が生活の延長線上にあるトラブルで、自分が当事者として関わる可能性が想像できてしまうのが恐ろしい。 - 2026年3月6日
私はあなたの瞳の林檎舞城王太郎読み終わった車酔いしそうな文章だな〜と思いながら、振り落とされないようにしがみついて読んだ。翻弄された感覚があるのに、ついに読み終えてみるとそこまで嫌な気分はしなくて、なんか良かった……と呆然とする感じ。そんな舞城王太郎作品との初邂逅でした(ジョジョはノーカンとします)。現時点ではまだ好きとも嫌いとも言いづらいので他の作品も読んでみたいですね。 その人のことが好きかと聞かれれば好きだけどこれを恋と呼べるのかわからない、という眼差しを描いた3篇。その関係性に名前をつければ隠されてしまう複雑さを複雑なままに書こうとすれば、なるほど小説になるくらいの言葉が必要になりますね……。そしてわたしにはそれが心地よかったのかもしれません。いい体験でした。 「僕が乗るべき遠くの列車」が一番響きました。自分の見えている世界のことを馬鹿にしないでくれる人、ありがたすぎてそりゃ泣いちゃうよ。 - 2026年3月3日
- 2026年3月1日
ありす、宇宙までも(6)売野機子読み終わった今まで積み重ねてきたものに無駄なことなんて一つもなかったと思わせてくれるスピーチ(記者会見テスト)、美しすぎる……。 『ありす、宇宙までも』を読むと毎回かならず名状しがたい感情の涙が出るな - 2026年2月17日
- 2026年2月11日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみオーディオブック読み終わったAudibleで読了。 自分がどの立場に共感したかを表明するのがこんなに怖い小説あるかよ〜〜〜〜;;;; でもこんな泣き言を漏らそうものなら、両手で左右から頭を鷲掴みにされて、「逃げるな、目を背けるな、向き合え」と真正面から説かれるような、そんな力強く激しい小説でした。 恋人から見る長岡友梨奈は天使で、娘から見る長岡友梨奈は魔女なんだ……。 「いつの時代も、正しさや現代らしさは病的なものと捉えられるのかもしれない。(中略)それでも、気づいてしまった人、見えている人は、もう前に進むしかないのだろう。」 - 2026年2月9日
- 2026年2月8日
リデルハウスの子どもたち佐原ひかり読み終わったひとさじのファンタジーが粉砂糖のようにふりかけられた、全寮制の学園が舞台の群像劇。しみじみとよかった。孤独とすれちがいと思いやりと友情の花束みたいな小説でした。 「木曜日は真夜中に」が一番好き。 - 2026年2月3日
歌う言葉 考える音ーー世界で一番かわいい哲学的音楽論ヤマモトショウ読み終わった詩を書くことと歌詞を書くことってなんか違うな〜でもその「なんか」って何だ? と思っていたところにドンピシャの本が! トレンドの新陳代謝が激しいからこそ、内容は流行に左右されない根源的な問いについての語りで構成されている印象。だからこそ流行りに疎いわたしにも面白く読めたんだと思います。 「04 「歌詞の意味がわからない」の意味がわからない」の章が1番読んでて楽しかったです。 - 2026年1月25日
- 2026年1月9日
フランケンシュタインメアリ・ウルストンクラフト・シェリー,小林章夫読み終わった怪物の「俺を生み出した親なら俺を幸せにするのがおまえの責任だろ」(雑な意訳)という叫びでイヒヒーッ‼︎ と喜んでしまった 名作古典を読む態度じゃなさすぎる - 2026年1月1日
- 2025年12月18日
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい大前粟生かつて読んだ『くますけと一緒に』を読んで思い出された作品。 わたし自身はぬいぐるみの声を聞くことはできないけれど、聞こえる人がいることを知っている。わたしには聞き取れないけれど、目を合わせることならできる。そういう関わり方をしています。 - 2025年12月18日
- 2025年12月16日
身近な薬物のはなし松本俊彦読み終わった時間をかけてようやく読み終わりました。 p.15-l.5 「『こんなにも身近なものが実は非常に危ない』とことさらに派手に警鐘を鳴らし、そうした嗜好品や医薬品に対するモラルパニックを煽りたいからではありません。」←圧倒的信頼 依存性物質に対する規制強化をひたすら推進するのではなく、その背景にある困難への救済と治療につなげる仕組みが同時に整えられてほしいな〜という気持ち。具体的な行動を起こすでもなく理想だけ語る傍観者的ふるまいに心苦しさはあるのですが、そういう気持ちです。 (自分の意見に近い主張を受けて「信頼」のラベルを貼るのも本当は褒められた態度ではないのですけれども……そういう予防線を張りつつ、それでも「いい本」だと言いたくなる本でした。いい本です) - 2025年12月11日
サンショウウオの四十九日朝比奈秋オーディオブック読み終わったひとつの身体の中で溶け合うふたつの意識が立体感を持って浮かび上がってくるのは、一人の声優が読み上げるオーディオブックならではの感覚。面白かったです。 オーディオブックと相性のいいお話だったなあと思いつつ、文字でもちゃんと追ってみたい作品。一人称の表記がどうなってるのか気になる。 好きなシーンは姉妹が「父が亡くなれば(中略)その時には、伯父の骨と父の骨を混ぜて、墓場で完成させてあげようか」と考えるところ。倫理的ではないように思えるようなことでも、この兄弟・この姉妹にとってはそれが自然なことなのかもと感じられるだけの思考の流れが物語の中で積み重ねられていて興味深かったです。 - 2025年12月4日
私の中のこの邪悪な感情をどうしよう?-自分のこころを壊さないためのヒント大槻弥生,小川めぐみ,押切佑美,石井裕之読み終わった筆者と読者、1対1の対話を意識して書かれた本だと感じました。 わたしの問題をどうにかしたいというよりは、わたしの周りにこういう気持ちを抱えている人がいたときにどんな言葉をかけられるんだろうかと思って手に取りました。借りてきた言葉じゃなくて、自分の言葉にするために、読んで終わりにはしたくないですね。 - 2025年12月2日
- 2025年11月25日
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