
きょ
@octjack
2025年5月4日

読み終わった
志賀直哉の文章を出来る限り文脈も踏まえながら分析した一冊。話ではなく文章の表現の解説なので、興味深く読めました。通読して思ったのは、なんでこんなに省略されてるのに、単独で読んだら文法として違和感があるのに、難なく読めて理解できてしまうのだろうかということ。こういう文章が書けるセンスもリズムも持ち合わせていないので、わからん、わからんと思いながら読み進めていました。暗夜行路(未読)からの引用が大半だったので、暗夜行路へのハードルが高くなりましたが、読了したらまたこの本に戻るのも一興かもしれません。
