
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年5月4日

生きづらさの民俗学
及川祥平,
川松あかり,
辻本侑生
まだ読んでる
カフェ読書
第Ⅱ部の第6章まで読む。〈民俗学は、既存のジェンダー・セクシュアリティ規範がもたらす生きづらさに寄り添いつつも、その問題点を明らかにしつつ、違った生き方の可能性を提示していくことができるだろう〉(124-125頁)という展望と共に締めくくられる第3章がとりわけ前向きなものを感じさせられてよかった。神輿を担ぐこと、恋人と手をつないで歩くこと、といった一見「ありふれた日常」のシーンから掘り下げていくのもよかった。それは誰にとっての「当たり前」なのか。
