
ありむら
@arimuuu0211
2025年5月4日

すべての月、すべての年 --ルシア・ベルリン作品集
ルシア・ベルリン,
岸本佐知子
読み終わった
読んでいて辛い作品もありながらも、どこかユーモアがあるものも多い。
観察者としての彼女と当事者には距離があって、それは孤独を産みながらも、それを自然と受け入れているような、そんな感覚があった。
いくつかの視点から捉えられる物語はとても良かった。
上手くいえないけれど、ルシア・ベルリンの作品は、一行読んだだけで、その世界に吸い込まれてしまう。舞台はメキシコであったり、アルバカーキであったり様々なのだけれど、どこか共通して静けさと寂しさが立ち上がってくるのだ。





