骨 "風立ちぬ/美しい村改版" 2025年4月29日
骨
@se___bone
2025年4月29日
風立ちぬ/美しい村改版
堀辰雄
読み終わった
今年の夏は軽井沢に遊びに行く予定があるので、高校生のときぶりに堀辰雄を読んだ。ジブリの「風立ちぬ」のイメージが相変わらず強いけれど、原作(?)は自然描写が巧みでうっとりする中、病の進行と遠からずくる死の別れが冷たく、避け難く横たわっていて、作中の生と死のコントラストに痺れる。 「あなたはいつか自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだと仰しゃったことがあるでしょう。」
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