風立ちぬ/美しい村改版

風立ちぬ/美しい村改版
風立ちぬ/美しい村改版
堀辰雄
新潮社
2011年10月1日
6件の記録
  • 緑の杜
    緑の杜
    @araki_0527
    2025年5月25日
  • 骨
    @se___bone
    2025年4月29日
    今年の夏は軽井沢に遊びに行く予定があるので、高校生のときぶりに堀辰雄を読んだ。ジブリの「風立ちぬ」のイメージが相変わらず強いけれど、原作(?)は自然描写が巧みでうっとりする中、病の進行と遠からずくる死の別れが冷たく、避け難く横たわっていて、作中の生と死のコントラストに痺れる。 「あなたはいつか自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだと仰しゃったことがあるでしょう。」
    風立ちぬ/美しい村改版
  • zaki.
    @zaki
    2025年3月29日
    複数の要素が同時に流れつつもどの要素も強弱をつけ切り捨てないことによって日常を劇物化させない描写が好き。 特に季節感の描写。春まではモノローグによって明記されているが冬以降は日記形式に変化しており飽きない。 また『私』は物書きである事以外は特に説明はされていない為、登場人物と読者を切り離しせず読者の目線が入り込みやすい。
  • キノハ
    キノハ
    @kinoha-00
    2025年3月21日
  • 文鳥
    文鳥
    @buncho
    2025年3月14日
  • RIYO BOOKS
    RIYO BOOKS
    @riyo_books
    2023年9月16日
    私達の日常生活のどんな些細なものまで、その一つ一つがいままでとは全然異った魅力を持ち出すのだ。私の身辺にあるこの微温い、好い匂いのする存在、その少し早い呼吸、私の手をとっているそのしなやかな手、その微笑、それからまたときどき取り交わす平凡な会話、──そう云ったものを若し取り除いてしまうとしたら、あとには何も残らないような単一な日々だけれども、──我々の人生なんぞというものは要素的には実はこれだけなのだ、そして、こんなささやかなものだけで私達がこれほどまで満足していられるのは、ただ私がそれをこの女と共にしているからなのだ、と云うことを私は確信していられた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved