川端 彩香 "時をかけるゆとり (文春文庫..." 2025年5月6日

時をかけるゆとり (文春文庫)
今日もよく笑った😂 いやーおもろすぎるー 【ツボに入った言葉たち】 ・危ない!危うく無理やり美談にまとめてしまうところだった!危ない危ない、小説家という職業はどんな話でもきれいにまとめようとしてしまう節がある! ・本というメディアで何ページにもわたってこれまでの愚行を記されてしまう私の母は運が悪かった ・西野カナを超える震え ・「朝井さん今日もお疲れ様でした。いつも助かっています」 「いえいえ、僕もここでバイトできてすごく楽しいんですよ〜最近カワイイ子も入ってきましたし!」 「あー隣のデスクの子ですか。あの子カワイイですよね」 「ですよねー」 「朝井さん、率直に申し上げますと、明日会社つぶれます」 ・「それはいやだ」と面積の広い顔いっぱいに訴えた。 ・知恵袋だぜヤッホー!的なところ ・冒頭、少しでもロマンチックな空気を感じてしまった読者には、まんまと罠に引っ掛かったな馬鹿め、と言わざるをえない。私にそんなロマンチックな出来事など起こるわけないのだ。私は地下鉄乗車中、いちゃつくカップルのそばでわざとiPodの音量を大きくしてシャカシャカ音漏れさせるという活動に勤しんでいたタイプである。 ・見事に12月24日分だけチケットが売れ残っていた。私たちのためにあるようなチケットである。 ・密室。隠された謎。脱出。タイムリミット。全てのキーワードが私たちの心を掻き立てる!クリスマス・イヴ。独り身。イルミネーション。寒波。全てのキーワードが私たちの心を萎えさせる。
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