
ロッタ
@rotta_yomu
2025年5月5日

1Q84 BOOK3
村上春樹
読み終わった
読みおわっちゃったよ、1Q84。
GW没入本として存分にさまよいましたハルキの国。わたしは村上春樹によって1Q84という奇妙な世界に連れていかれ、結末を見届け1Q84から戻ってきたわけですが、わたしの中で1Q84が終わらない。
ねえ、エネーチケーの集金人はきっとあの人なんだけど、なんであんな形で現れたと思う?クミの存在って何のために必要だったのかいまいちわからないよー、ハルキはなぜ牛河にあんな仕打ちを?天吾とあの人はやっぱり血が繋がってるとわたしは思うのよね...ねえねえタマルプロがプロすぎんとか、1Q84を知るどこかの誰かとウイスキーなんか飲みながら語り尽くしたい。そう、1Q84は語り合いたくなる。
最後に、1Q84のテーマのひとつに宗教があった。小説全体を通して宗教の強要、宗教ビジネスに対しては一貫して否定的だったけれど、青豆が自分を支えるために青豆自身で信じると決めた神への存在肯定は、書き手としてわたしは村上春樹を信じられるひと誠実なひとだと思った。


