
ぽーすけ
@po0o0osk
2025年5月7日

ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒
読み終わった
音楽
カノン
後輩が東京旅行で行った陶芸のお店でどうぶつの森の曲が流れていた、と聞いて思わず今著作権の団体が出てくる本読んでる、ちゃんと著作権料払ってるかな、という話をする。
p.135 遠くの小窓の向こうには、自分以外の誰かがいる。
p.282 透明な壁の向こうと自分との間には、著しい段差がある。世界のありのままの姿を、オートマティックに捻じ曲げてしまう分厚い壁。みずからの不信が作り上げたその巨大な防壁が、目に映るものすべてを脅威に変換してしまう。
この脅威は、幻だ。
手を伸ばすべき現実はいつも、恐れの向こう側にある。
心をひらくとは何なのかを教えてくれる小説だった。