
あいすま
@asuma-konchiwa
2025年5月7日

正欲
朝井リョウ
読み終わった
絶対的な正しさは、この世に極々少数で
大抵は文化・環境・状況等々によってひっくり返る曖昧な’’正しさ’’ばかりだと思う。(子供を守ることは絶対的な正しさだと私は思うけど)
この寄る辺のない不安溢れる世界だからこそ、外国では宗教が尊ばれたり、この国では集団で異端者を排除しようとする繋がりが生まれるのかなとか考えた。
法律はなるべく道徳に沿って作られて欲しいけど、あくまで混沌とした世の中を上手く回すために作られていて(ワートリの受け売りですが!)万人を幸せに導くものでは無いのかも……。
自分の構成要素を否定する思想が一般常識の世界で生き続けるのは辛いだろうな。
一方的な被害者がいない限りは、嫌いな思想でもスルー・ブロックしていくのが良いのかな?自分に都合の良い意見ばかり聞いても偏りそうで嫌だな。
今は難しくてまだ自分の中の答えが出ないけど、とりあえず長い本を久しぶりに読破出来て良かった。


