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@atmmm
2025年5月7日

カフネ
阿部暁子
読んでる
ゼミの発表に使おうと思って、久々に日本文学を読んでる。
水を飲むようにスルスルと言葉が脳に入ってくる感じが心地よくて、「これこれ!!!」とハイになりながら読んでる。内容は全くハイテンションではないけど。
物語の端々からフェミニズムを意識しているように感じられるし、あるいはケア小説として読むことも出来るのかもしれない。
私の読書遍歴が偏っているからというのもあるけど、同性間の連帯が物語の軸にあるとき、結構な確率で食事を大きなテーマとしていることがある気がする。(食品の購入、調理、後片付け等を含む)食事という行為がいかに生活を象徴しているのか、ということなのかな。

