
たま子
@tama_co_co
2025年1月22日

白鯨 下
メルヴィル,
八木敏雄
まだ読んでる
@ 自宅
下巻に入ったあたりで数ヶ月積んでいたけど、最近また読む気が起き、読みはじめるとするする読める。今が読み時らしい。ピークオッド号の船員たちは鯨脳油の凝脂を手でほぐすのに安らぎを感じていて、「それはまごうかたなき春のスミレの香りがして、夢かうつつか、しばしわたしは麝香かおる野辺にいる心地がした」と言っているけど、内心ほんと??と疑っていて、調べると本当らしかった。しかも「竜涎香」という、腐った悪臭漂う鯨の身体から、かぐわしい香りに熟成された珍品が採れるという話も本当らしかった。捕鯨についてやけに詳しくなっていく。





