砂場
@faraway
2025年5月10日

ロボットとわたしの不思議な旅
ベッキー・チェンバーズ,
細美遙子
読み終わった
主人公とロボットがお互いに優しくて、思慮深くてすてきでした。料理の場面と、「緑のロボットへの賛歌」のラストが好き。
理由もなくサボりたい気持ちへの肯定を感じた。でもこの世界では貨幣制度がないから成り立つのであって、現実で真似したらお金がなくなって生きていけないな。本気でやろうと思えばなんとかなるか?
主人公が、いい感じの男性が現れただけでセックスがどうこうとか考え出すのが若干気持ち悪かったけど、解説によると性愛をタブー視していない、よいところっぽい。そういうものなのか。
主人公のいわゆる女性口調は、原語でも意図されたものなのか、翻訳者の解釈なのか気になる。
