
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年5月11日
墓の建立と継承
辻󠄀井敦大
まだ読んでる
朝読書
@ 自宅
昨日寝まくったからか早起きしてしまった。掃除洗濯をしてから第三章五まで読む。
〈[...]八王子市が緑町霊園合葬式墓地を造成したことは、墓・墓地が無縁化することを事前に防ぐ意味があり、公営墓地の管理・運営上でもメリットがあった。そして、墓の継承者がいない住民でも、緑町霊園合葬式墓地を生前に利用でき、死後も墓誌へ記録されることによって〈祭祀の永続性〉が保証されていた。[...]/[...]/こうした八王子市の緑町霊園合葬式墓地の管理・運営の実践を踏まえると、南多摩都市霊園において「大納骨堂」が造成されなかったことは、過去の墓地行政にある種の困難を与えていたことがうかがえる。[...]この公営墓地の外に改葬後の納骨先を探さなければならない状況は、もし南多摩都市霊園が当初の計画どおりに造成されていたならば、大きく現れなかった問題だったのではないだろうか。〉(111-113頁)
〈このように都市計画として積極的に公営墓地が開発できなかったことが、現在において行政側が「家」に代わって〈祭祀の永続性〉を保証することを困難としている〉(115頁)からこそ、そこに民間企業が参与する契機が生まれた、と。続く第四章では石材店の分析へ。構成わかりやすい。


