
rina
@r_1_n
2025年5月12日

汝、星のごとく
凪良ゆう
読み終わった
再読
だいぶ前に読書友達に勧められていたものの、恋愛小説が苦手になってしまった今の自分では入り込めなさそう、挫折しそうという先入観があってなかなか読めずにいたけれど、尻込みしていた自分に「読まず嫌いするな!」と喝をいれたい。
そして友達に謝りたい。ごめんなさい、面白かったです!!勧めてくれてありがとう!!
ただやっぱり中盤くらいまでは読むのがしんどかった…にもかかわらず気がついたらページをめくる手が止まらなくなって、結局徹夜して、最後はベーベー泣きながら読み終えた。
ハッピーエンドではなかったけれど、じゃあバッドエンドかと聞かれると決してそんなことはない。この先どうやっても埋められない寂しさは残しつつも、長い旅時の果てに辿り着いた場所で、巡り合った人たちと生きていくんだという静かな前向きさを感じられた。
この小説の魅力を一つ挙げるとすれば、北原先生の存在は欠かせないと個人的には思っている。
彼がいなかったらこの小説の魅力は半減するのでは?と思うくらい魅力的な人物だった。
本当は少し前に一度読み終えていたのだけど、また北原先生に会いたくて、珍しくすぐに再読した。やっぱりべーべー泣いたし、やっぱり北原先生は最高だった。





