まつげ
@matsuge_t
2025年4月27日

読み終わった
図書館でいつ返したんだかちょっとうろ覚え、日付だけでもReadsにつけておけば良いんだけど忘れてた。
全体的に、かなり著者の自我が溢れててよかった。著者の人がライターとして書かれた本や記事は読んだことがないけど、もしわたしだったらこれを本にして世には出せないだろうなと思うので、著者の人はいろんな意味ですごい。お父さんを亡くされた後にはなってしまったわけだけど、ちゃんと向き合って、それを文章に残して世に出して。
と思う一方で、長女だからという理由だけで著者のお姉さんにも感情移入してしまった(あとお母さんにも)。自分が十何年も前からちゃんと向き合ってきた父とろくに向き合いもせずに生きてきた弟が、父の死後になって急に「父とはどういった人間だったのか確かめたい」なんて言い出したらもう張っ倒してしまうと思う…。しかもそれを本にして出すなんて!とも。
でも、そういった問題をクリアして本になってるからこそ、わたしはこの本を読んでいろいろ言えてるわけですからね…。
近しい親族と政治思想が多少違っても日々をともにすることは可能なんだと、証明できたらいいな。
