
さがわ/広告会社の採用人事
@tkmsgw76
2025年5月14日

読み終わった
読書メモ
『弱さ考』の読書メモ
(著:井上 慎平さん)
📌「弱い」ままにどう生きるか
漠然とした焦りと不安に向き合いながら歩いてきた自分を受け止めて、弱さを知ることでまた強さを知る。何のために毎日頑張るのかを、新しい角度から問うことができる一冊でした。良い意味で、とても重い。
📝読書メモ
・個人の考え方や価値観は思った以上に社会からの影響を受けていて、個人の弱さについて考えることは社会について考えることでもある。
・現代は変化を基軸にしているが、人類は長い間ずっと「変化しないこと」を軸として生きてきた。
・会社は「競争と負債」があるからこそ変化と成長を続けなければならず、その中で働く個人もまた成長のプレッシャーとは無縁ではいられなくなる。
・目的はいつでも手段よりも先、つまり未来の側にある。問い方次第で、現在という時間は未来の目的のための手段になってしまう。
・テクノロジーは時間をプレゼントしてくれたけれども、その時間は放置されず生産性向上のためのリソースになった。
・社会は加速度的に変化し、どんどん未来がわからなくなり、その不安から人々はより活動的になる。
・「戸惑いの心」をさらけ出すことで、相手も戸惑いの心で応じてくれるようになり、真に人間的な言葉に繋がる。
・「誰でもわかる」ではなく「自分にしかわからない」を育て、自分自身の固有の価値に気付く小さな幸福論。
・効率的に時間を使う考え方ではなく、ものごととの繋がりから「時間を生み出す」考え方へ。
・よりよい明日を追い続ける直線的な世界観を更新しない限り、焦りは消えない。
・人生にはどうにもならないことはある。重要なのは自分を「課題解決」の対象にしないこと。人生はビジネスではない。


