ちーさん。 "ショートケーキは背中から" 2025年5月14日

ショートケーキは背中から
「生まれた時からアルデンテ」から、さらに平野さん自身が食に対して前向きに、時には戻りながらとめどなく食を愛しているんだなぁと感じられる1冊。 平野さんの食に対する語彙力の海が凄まじく広くて、圧倒される。 こんな風にたべものを表現できるような人間になりたかった。 今回の本はかなりポテチとたこ焼きが食べたくなる内容で、平野さん的色んな商品別ポテチの感想論が凄まじい。 これは夜中に読んだらポテチが食べたくなる。 分厚いのから薄いのや、じゃがいもの品種やあげ方の違いまで多種多様に表現されたポテチのその味と感触。 ちなみに私は個人的に軽め、塩気多いめ、パリパリが好きなので湖池屋ののり塩一択ですが、ポテチ界の異端児であるオーザックもかなり好き。 今回も刺さるタイトルが多かった。 「会社員の味」 「ポテチは流れ星」 「本当に人が傷ついた日に食べるのは」 「ショートケーキは背中から」 私も今度ショートケーキを食べる時は、背中から食べてみます。
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