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2025年5月16日

一次元の挿し木
松下龍之介
読み終わった
5/16〜17
✔︎人間の喜怒哀楽など脳内の化学反応にすぎないのだと、薬を飲むたびに思い知らされる。シナプス間隙の神経伝達物質が増えるようになれば、苦悩などいくらでもかき消せるのだ。
✔︎誰にでも、本当の意味で自分の人生を生きる時期が必ずどこかで訪れるのだと思います。それは人によっては人生の大半かもしれないし、あるいは数年、数日、もしくはほんの一瞬かもしれない。それが過ぎ去ってしまえば、あとはその思い出を人生の伴侶として日々を浪費するだけ。

