陽|haru "「好き」の因数分解" 2025年4月16日

陽|haru
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@_haliving
2025年4月16日
「好き」の因数分解
ひとつの言葉に対する深堀りがすごい。深くて苦しいほど。 100ページなのに、2〜3の観点でひとつの事柄に対して深められているから、重みがある。 p56 でも「好き」だけは私が決めるものなのだ。私がいなければその「好き」は起こりえないのだ。 なんとなく、他人の好きという感情を前にすると私の「好き」はこれでよいのかと自信がなくなってしまう。 確かに好きなどに理由なんてない。それぞれで少しずつ「好き」の温度感が違うのもよい。 「なんとなく好き」も「とてつもなく好き」も優劣なんてなくて、どちらも尊い「好き」という感情でいいんだって思えた。 共感を求めるのではなく、ただ自分の好きを連ねているという視点がすごいし、惹かれる。 本を読む中で、時々「結局どういう感情なんだ…??」と何度も文章を行き来することもあるけれど、その整いすぎていない感情こそ、まっすぐなのだと思った。 「世間の声ではなく、自分の声を聞く」という感じがした。 あと表紙が可愛い。 2025/2/16〜4/16
「好き」の因数分解
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