
みずかり
@mm_calling
2025年5月16日

夏至祭 (河出文庫)
長野まゆみ
読んでる
夏のノスタルジーを感じる作品としておすすめされてたので読んでみたら、一夏の不思議な体験が徹底的に美しい言葉で描写されてて「芸術や…」となった
謎の少年二人もそうだし、風景とか光についての比喩にこだわりを感じた
暗喩と起きてることの境目が無くなっていく感じが幻想的
こういうのが大好きなんだった、って思い出せた
労働のための人間として自分を無意識にカスタマイズするうちに、本当に好きなものが思い出せなくなっていく


