
Ryota
@ausryota
2025年5月17日

啓蒙の弁証法
M.ホルクハイマー,
T.W.アドルノ,
徳永恂
読みたい
哲学が重箱の隅を突く、小さな専門コーナーに成り下がると、社会への有効な批判力を持ち得ず、滑稽な遊びとして馬鹿にされる。役に立たない御高説、学者たちの遊び、もしくは、深淵を気取る自己探究か。哲学はどれでもない。社会にとって無害な趣味ではなく、社会の最も痛いところを突いてくる、現実変革のための批判である。輩の余興に成り下がったままに哲学をさせておくな、とアドルノは迫る。ぜひ読みたい。
