
らこ
@rakosuki
2025年3月16日
吉原手引草
松井今朝子
読み終わった
『べらぼう』関連のコーナーで見つけた小説。直木賞受賞作とのことで、期待して読む。
舞台は吉原。当代一の花魁が失踪した事件の謎を追うストーリーなのだが、語り手がどんどん変わっていく。各人物の話がどこまで本当なのか、そもそも聞き手が何者なのかもわからず、ミステリー要素が多重的で面白い。
タイトルに手引草とあるように、吉原の住人である語り手が吉原について手取り足取り教えてくれる。謎を追いながら吉原についての理解も深まる、おいしい作品だった。
作者の他の作品もぜひ読んでみたい。
