
らこりさ
@rakorisa
2025年2月2日

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年
J・D・サリンジャー,
金原瑞人
読み終わった
読む前からタイトルに惹かれていたのだが、表題作、全然サンドイッチの話ではなくて拍子抜け(笑)
サリンジャーはとにかく『ナイン・ストーリーズ』が好きで、海外小説を読み始めたきっかけでもある。
この短編集は『ナイン・ストーリーズ』ほど心に残るものはなかったのだが、それでもサリンジャーらしい視点で描かれていて良い。印象に残ったのは、「最後の休暇の最後の日」と「フランスにて」。戦争が背景だから心に染みる。あと、サリンジャー作品に登場する子どもはもれなく無垢であどけなくてかわいい。
一方、もう一つの表題作、「ハプワース〜」はよくわからなかった。「テディ」と同じ系統なのかな。読むのに難儀しました。



