Hoshiduru "きみだからさびしい" 2025年5月18日

Hoshiduru
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@lilimoe
2025年5月18日
きみだからさびしい
想像していたのとは全く違い、登場人物全員に共感できる恋愛小説だった。びっくりした。セクシュアリティというのは便宜上透明化されてきたものに名前をつけているだけで、実際は個人間のゆるやかな差異を抱えている、というスタンスが読みやすかった。その上で、どんなかたちでも(Aロマとかでも)共有できる普遍的な何か、はあって、それは今作で「さびしさ」と言われるものかもしれないなあ、と思ったり。 なんとなく、セクシュアリティに名前がついたのは「外野にやいのやいの言われないため」な感じがする。
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