きみだからさびしい

19件の記録
- Hoshiduru@lilimoe2025年5月18日読み終わった想像していたのとは全く違い、登場人物全員に共感できる恋愛小説だった。びっくりした。セクシュアリティというのは便宜上透明化されてきたものに名前をつけているだけで、実際は個人間のゆるやかな差異を抱えている、というスタンスが読みやすかった。その上で、どんなかたちでも(Aロマとかでも)共有できる普遍的な何か、はあって、それは今作で「さびしさ」と言われるものかもしれないなあ、と思ったり。 なんとなく、セクシュアリティに名前がついたのは「外野にやいのやいの言われないため」な感じがする。
- ツカモトハナ@__hn_jmym2025年3月8日読み終わった恋愛わかんね〜ですが恋愛小説を久しぶりに読んだ。「さびしい代わりにそれ以上に満たされるようになった」感覚って、ひとりでいることを選ぶひとも同じじゃないかと思う
- 村崎@mrskntk2022年3月3日好きな人のことは理解したい、それはそうだけどなかなか難しいこともあって、それゆえ切なくてむなしくて、そういう葛藤がたくさん書かれている。ポリアモリー(複数愛者)であるあやめ、そんなあやめをどうしようもなく好きになった圭吾の恋愛小説ですが、ほかにもいろんな葛藤を抱える多くの人物が登場したりコロナ禍での生活を描いたり、とても現代の恋愛小説という感じがします。