とーひろ "寝ながら学べる構造主義" 2025年4月30日

寝ながら学べる構造主義
・思いを言葉に託すというのは不正確で、自分の心の中にある想いは言葉によって表現されると同時に生じる。自分が語った言葉を通じて、自分のアイデンティティは事後的に知らされる。 言葉にできて初めて概念化されるから。「肩が凝る」とかも。確信を持って他人に陳述しているものは「誰かから聞かされたこと」。 ・批評家は作者に書くことを動機付けた初期条件の特定を通じて、作品の秘密を明らかにするのが仕事。 ・記憶は他者による承認を求めて思いだすもの。他者にこう思って欲しい、という未来に向けて過去を思い出す ・人間の本質は贈与にある。、贈与と返礼の往還運動。会話において大切なのは「理解」よりも「返事」。 哲学書を読んで、 自分が日々過ごしている世界を俯瞰して見れるようになる、物事を分けて考えることができそうになった。 これが難しいと感じるのは共感ができないからか?歳をとると読めるようになるのだと。
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