
Kioku
@noir14
2025年5月18日

マナティーがいた夏
エヴァン・グリフィス,
多賀谷正子
読み終わった
R7読書感想文コンクール高学年課題図書。仕事で留守の母に変わり大好きな認知症の祖父の介護をしながら、親友と夏休みを過ごすはずだったピーター。しかし、母との関係、親友のとの関係、祖父の病状、全てが悪い方に傾いていく。それらを1人でどうにかしようと抱え込み、さらに怪我を負ったマナティーを助けようと奮闘する。思春期特有の葛藤が丁寧に描かれているだけでなく、彼を見守る大人達がとても良かった。子ども目線と親目線では読後に思うことは違って面白いだろうな。親子で読んで欲しい。
