マナティーがいた夏

マナティーがいた夏
マナティーがいた夏
エヴァン・グリフィス
多賀谷正子
ほるぷ出版
2024年7月11日
2件の記録
  • Kioku
    Kioku
    @noir14
    2025年5月18日
    R7読書感想文コンクール高学年課題図書。仕事で留守の母に変わり大好きな認知症の祖父の介護をしながら、親友と夏休みを過ごすはずだったピーター。しかし、母との関係、親友のとの関係、祖父の病状、全てが悪い方に傾いていく。それらを1人でどうにかしようと抱え込み、さらに怪我を負ったマナティーを助けようと奮闘する。思春期特有の葛藤が丁寧に描かれているだけでなく、彼を見守る大人達がとても良かった。子ども目線と親目線では読後に思うことは違って面白いだろうな。親子で読んで欲しい。
  • 11歳の少年ピーターの夏休みの物語。 ピーターは、痴呆症になってしまったけど大好きなおじいちゃんのお世話を完璧にやれるつもりだったし、親友のトミーと「生き物発見ノート」を完成させるはずだった。 そして、ケガしたマナティのことだって助けて守れる、そう思っていた。 でも、思い通りにいかないものなんですよね・・・。そういう時、どう考えて、どう行動して乗り越えるか。他人との関わり方の変化、動物を守りたいという思い、ひと夏で大きく成長するピーターの姿に感動すると思います。 日本では生息していません。マナティやジュゴンのいる水族館に行ってみたい!
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