
roiban
@roiban
2025年5月19日

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ新訳版
ジョン・ル・カレ,
村上博基
読み終わった
難しい。『寒い国から帰ってきたスパイ』が相対的に読みやすかったことが分かる。スマイリーが緻密な調査によって裏切者を炙り出していくと言う筋書きなのだが、個々の聞き取りが何を目的にしていて何が判明したのか、傍観している読者には教えてくれない。ワトソン役が探偵小説でどれだけ親切に働いてくれているのか分かる。しかし面白かった。多分また読むだろう。途中から「これは1回目」と思うと読み進めやすくなった。


