
fuyunowaqs
@paajiiym
2025年5月19日

センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン,
森田真生,
西村ツチカ
読んだ
装丁と装画、挿絵が美しく目を引く1冊。
『センス・オブ・ワンダー』の新訳が気になって手に取った。新潮文庫の上遠恵子訳と並べて一文ずつ比べながら読むと、たしかに異なる語彙や表現が使われていることがわかるものの、おぼろげな記憶のなかから作品の印象を掘り起こすように読めば大きな差はないようにも思えた。原書を読んでいないので、どちらの訳もそれぞれよいと思った。
「そのつづき」として収録されているエッセイは、残念ながら好みではなかった。著者のことは知らないが、お子さんの話す言葉に訛りがないのがふしぎだったし、実践の"お手本"を見せられているようで息苦しく感じてしまった。

