
utaco
@15oimo
2025年5月20日

アウシュヴィッツのタトゥー係
ヘザー・モリス,
笹山裕子,
金原瑞人
読み終わった
この本はフィクションだと書いてあるけど、本筋は実話に基づいているわけで、あまりにも現実離れした悲惨さを読んで、知ってはいたけど、顔が歪んだ
早く最後まで読まないとしんどくて、分厚いのにすぐ読んでしまった。
生きることが抵抗は、確かに生きさせたくない人たちにとって、いちばんの抵抗ではあるけど、あまりに切なくてしんどかった。
収容されていなかったら、当たり前にあったであろう未来が、収容されることで永久に戻ってこなくなる。
今の私は、なんでこんなに酷いことができたのか、疑問に思うけれど、私はリアルタイムの空気感を味わったことはないわけで、その時代に生きていたら、また変わった意見になってるのだろうか。
もっといろんな書物を読んで、考えたい問題。いつまでも語り継がないといけない問題で、二度と起こってはいけないと思う。