
はな
@hana-hitsuji05
2025年5月20日

まだ読んでる
図書館で借りた
自分が考えたことを文章や言葉にして残そうと思うのは、海に手紙の入ったボトルを流すのと似ている。
そして本を読むのは流れてきたボトルを拾って中の手紙を読むのと似ている。
たった一文でも自分と同じ感覚や現象を知っている人、新たな視点を与えてくれる人に出会う瞬間というか。
こんなふうに考える自分は頭がどうかしたのかな?と心配になるような誰とも共有出来そうにない気持ちや価値観が、ある日突然流れ着いてくる。
この本にもそれがいっぱい詰まっていて、こんなに惜しみなくリンクする物を与えてくれるのに(作者は与えたつもりはないだろうけど)2000円は破格だなと改めて思う。
マイノリティのことを想定していない前提で溢れかえる情報の中にいるから、マジョリティはマイノリティの存在さえ身近ではないしマイノリティはもっと辿り着けない。
そもそも私は、私のことをよく知らないまま頭を抱えてきたのだなと痛感する。
もっと知らないことを知りたい。






