かにまる "赤と青とエスキース" 2025年1月1日

赤と青とエスキース
記憶に残る読書体験と言ったら真っ先に今作と答えたい。 偶然にも程がある、と思ってしまうくらい自分のために描かれた物語として受け取ってしまった。青山先生の作品ではこうした体験が多いが、実際に他の作中に「読んだ人がこれは自分に向けて書かれた小説だって思ってくれたら、きっとそうなんだ」という言葉が出てくるため、これでいいんだ、と思って受け取っています。 今作のアナザーストーリーのような形で発売された『マイ・プレゼント』『ユア・プレゼント』もおすすめです。
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