
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年5月21日

ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア
デボラ・ソロモン,
太田泰人,
林寿美,
近藤学
読んでる
まだ読んでる
コーネルはそれまでシュルレアリスムと抽象表現主義というふたつの前衛運動のさなかで生き延びてきた。ひとつの運動の終焉はしばしば芸術家の衰退を運命づけ、そのキャリアの終焉を予兆する。しかし、どんな運動にも加わることのなかったコーネルは、いかなる運動が終わりを告げても破滅しなかった。(p.341)
さみしさと勇気づけられが同居するなんとも言えない感情を抱かされる。




