
ツカモトハナ
@__hn_jmym
2025年5月20日

ふたり暮らしの「女性」史
伊藤春奈
本も自分もマーブル状になる。
想像以上に昔から続く「女性」たちの抵抗。変わらない闘いと現状に、勇気と落胆が同時に来る。
ささやかな願いを守るために、断固とした意志が必要だったこと。主従と、それだけでは表現しきれない関係性。男性優位社会を生き抜く矜持のなかに、植民地主義が混ざること。
女性のふたり暮らしを描いた本に惹かれるけど、過去の女性たちがどうであったか、想像したこともなかった。小さな記録をたぐりよせて、出版してくれたから、知ることができた。
比較的(?)かろやかに自由を謳歌できるまでの、道のりの長さよ、、、
パイロットや騎手など、圧倒的に男性優位の世界で生きた女性たちの話でもある。
同僚?男性の繕い物をやってあげてた…みたいな記述が違う場所で複数出てきてぐぎぎぎ

