ふたり暮らしの「女性」史

103件の記録
- こなもの🍞@jamsandcookies2025年5月25日読み終わった〈いまの私たちには100年前の女性たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。それは、いまの生きづらさの根がかつての家制度にあり、異性愛と家父長制の枠に押し込めようとするシステムがまだ続いているからだろう。だから、何度でも歴史と出会い直して、目の前の生を考えたい。〉(本文より)
- ツカモトハナ@__hn_jmym2025年5月20日本も自分もマーブル状になる。 想像以上に昔から続く「女性」たちの抵抗。変わらない闘いと現状に、勇気と落胆が同時に来る。 ささやかな願いを守るために、断固とした意志が必要だったこと。主従と、それだけでは表現しきれない関係性。男性優位社会を生き抜く矜持のなかに、植民地主義が混ざること。 女性のふたり暮らしを描いた本に惹かれるけど、過去の女性たちがどうであったか、想像したこともなかった。小さな記録をたぐりよせて、出版してくれたから、知ることができた。 比較的(?)かろやかに自由を謳歌できるまでの、道のりの長さよ、、、 パイロットや騎手など、圧倒的に男性優位の世界で生きた女性たちの話でもある。 同僚?男性の繕い物をやってあげてた…みたいな記述が違う場所で複数出てきてぐぎぎぎ
- 羽佐田瑶子@yoko_hasada2025年5月15日読み終わった世間の普通に苦しめられて、どこにも居場所がなかったふたりの唯一の住まいという居場所。誰が犯していいものかと思う、彼女たちの決断をもってして、変わらない今への疑問を止めてはいけないと思う。
- よ@h___432025年5月1日読み終わった今も昔も、女性だからというだけで理不尽な思いをしなければいけないことがこの社会には多すぎる。 彼女たちを取り巻く環境と彼女たちを虐げた人たちには怒りが湧くけど、その反面、彼女たちが居場所と思える相手と出会って一緒に時間を過ごすことができていたことは微かな救いでもあるなと思った。
- ふかふかページふかふか@Mt_b_page2025年4月27日買った帯に人見絹枝の名前が。大正のアニメ「茶目子の一日」に出てきたあの「人見絹枝嬢」だ。陸上選手なのは茶目子のおかげで知っていたが、改めて調べると日本人女性初のオリンピックメダリストであるとか。偉人である。 その人が女性とふたり暮らしをしていたらしい。パートナーシップ、シスターフッド、色々なことばがよぎる。 大切に読んでいきたい。