
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年5月21日

いい音がする文章
高橋久美子
読んでる
私は本を読むのが人と比べて遅い。
それは頭が悪くて理解力が無いから噛み砕なのに時間を要するからだと思っていた。
でも、そうではなかったらしい。
文章を読むにあたって、文字を視覚的に捉える人と『音』に変換して捉える人がいる。
自分は圧倒的に後者だ。
視覚的に捉える!?え、文字を目で追うだけで頭の中に入る!?…すごすぎないか?
たくさん読みたい本があって、でも自分のペースだと全然追いつけなくて、早く読めたらどんなに良いだろう…って、そんな風に考えることが多々ある。
え、じゃあ、視覚的に文字を捉えることができるようになったらもっともっとたくさんの本に触れられる!?とも思ったけれど。
『私は言葉の意味や情報だけ得たいのではなく、文の流れの美しさや、音の響きも味わっていたい。』
『自由なのだから、好きに読めばいいのよ。』
…うん、その通りだ。
読むのは遅いけどそれも案外悪くないのかもしれないと思った。





