
ちょこれーと*
@5_ogd
自分の思考整理用。
自分の中で生まれた考えとか想いとかって、
泡のようにどんどん消えてしまうものだから。
- 2025年8月20日休養学片野秀樹読んでる■ATP(アデノシン三リン酸) …傷ついた細胞を修復するためのエネルギー →脂質・タンパク質・糖質(炭水化物)の三大栄養素からつくられるが、ビタミン・ミネラルなどの補酵素がなければ変換されない。 『疲労回復のためには、いわゆるバランスのよい食事をとることが大事』 『痛み・発熱・疲労は、体の異常を知らせる三大生体アラート』
- 2025年8月20日休養学片野秀樹また読み始めた■プレゼンティーズム(Presenteeism) →疾病就業。頭痛や胃腸の不調、軽度のうつ、花粉症などのアレルギー症といった「つらくても無理をすれば出社できる程度の疾病」。 ■アブセンティーズム(Absenteeism) →病欠。プレゼンティーズムの状態がさらに進んで、出社できない状態。 『グーグル翻訳で「お疲れさま」を英語に翻訳してみると、「Thank you for your hard work.」と出ます。直訳すると、重労働をしてくれてありがとう、というような意味です。』 ★日本疲労学会による疲労の定義 「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退した状態である」 『考えてみれば、われわれビジネスパーソンもアスリートのようなものです。やらなければいけない仕事や家事があり、育児や介護など、人それぞれ果たさなければいけない責任があります。』 言われてみればその通りだと思った。しかもアスリートとは違いわれわれにはトレーナーはついていない。自分自身が自分のことに目を配り、オーバートレーニング症候群に陥らないよう的確に疲労を解消していくことが求められる。 ■オーバートレーニング症候群 →疲労が回復していない、パフォーマンスが低下した状態でも休まずにトレーニングを続け、どんどんパフォーマンスが下がる負のスパイラルのこと。
- 2025年8月19日覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰池田貴将読んでる『大事なことは、 なにを、どう手に入れるかではなく、 どんな気持ちを感じたいかなのです。』 『まずは自分が今いるところからはじめましょう。人生の喜びを十分に味わうために。』 よくよく考えるとこれまでずっと人の顔色ばかり窺って行動してきた。人に言われたからやる、人に止められたからやめる。自分の意志で決めたことはあっただろうか。 どんな気持ちを感じたいか。自分の行動を決めるのに十分すぎる言葉。だけれど、根無し草のように生きてきた者にとってはなかなかの難題。 だからこそ、今ここからはじめようと思う。自分はどうしたい?どうなりたい?問いを積み重ねて丁寧にもがきながら再構築していこう。
- 2025年8月19日覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰池田貴将読んでる『やろうと思ったときに、なにかきっかけとなる行動を起こす。それができない人は、いつになってもはじめることができない。』 ドキリとした。まさに自分のことだ。 いつもいつも今の自分は未来の自分に希望を押しつける。やらないといけないことを先延ばしに、見て見ぬふりをして向き合おうともしない。逃避だと分かりながらも逃げ続けてばかりで、理想を妄想で終わらせてしまう。 不安、だからかもしれない。沢山情報を集めて沢山比較した中から選び抜いたもの、努力してその道に進めたところで理不尽にも道を断たれた。そんな経験則から、努力したところで無駄だと。最初から何も起こさなければ絶望することもない。諦念。それでいいのか? 『大切なのは、不安をなくすことではない。いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、休むことなく生み続けることなのである。』 不安を払拭することなんてきっとできない。失敗から学び、体勢を立て直し、また挑戦する。そうすることでしか道は拓けない。未来は自分の手で生み出すことができる。前をむき続けるのはとてもしんどいことでもあるけれど、少しは頑張ってみようかなと思える力強い言葉だった。
- 2025年8月18日覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰池田貴将読み始めた電車の広告で『吉田松陰』という名前を目にして興味を引かれた。 まずプロローグからだけでも、吉田松陰という人物がどういった人物なのかがありありと伝わってくる。 黒船来航時御年25歳。その若さにして西洋への対抗策を考え、敵わないと思い至るや否や外国から学ぶことを選ぶ。 その覚悟と好奇心の異常ぶりには西洋人たちも恐れを覚えたそうだ。 『今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。』 密航により故郷長州藩(現在の山口県)萩にて牢獄されるが、その中でも囚人たちを弟子にして一人ひとりの才能を見つけることに心血を注ぐ。 仮釈放された後はかの有名な松下村塾を開き、数多くの豪傑たちを世に輩出することとなる。そこで教えた期間はわずか2年半だという。 『教育は、知識だけを伝えても意味はない。 教える者の生き方が、学ぶ者を感化して、はじめてその成果が得られる。』 「教える、というようなことはできませんが、ともに勉強しましょう」 その後、老中暗殺を目論んだことから投獄、安政の大獄にて30歳という若さでこの世を去る。 なんというすごい人だろうと思った。たったの5年でこれだけの激動の人生を歩んだ偉人。こんなすごい人が残した思想の真髄を味わうことができる、なんて贅沢なんだろう!じっくり身にしていきたい。 ■安政の大獄 …1858〜1859年(安政5〜6年)、幕府の政策に反対した大名・公家・学者ら100余名が処罰、処刑された弾圧事件のこと。その後、大老・井伊直弼への批判が高まり1860年桜田門外によって暗殺される。
- 2025年8月18日あの夏のキミを探して汐見夏衛読み終わった「どんなにつらいことでも、かならず終わる日がくるわ。だからね、おたがい、がんばりましょうね」 『好きなものを好きでいた気持ちを、失いたくなかった。また好きになりたかった。』 『伝えたい気持ちを、ちゃんと伝える大切さを。悪い状況のままで放置せずに、ちゃんと行動を起こすことの大切さを。』 汐見先生が戦後八十年に合わせて、小学校中学年でも読みやすいようにと書かれた作品。 思い出のマーニーを彷彿とさせる、戦時中に十三歳だったキミちゃんと現代の十三歳である陽和が裏山で巡り会う、不思議な十日間の物語。 人の幸不幸は比べられるものではないし、時代が違えば価値観や様々なものに対する重みも変わり、比べることなんてできないけれど。 一世紀も経っていない時代に、いま自分が生きているこの国は戦争をしていた。 未来を夢見ていたであろうたくさんの若い人たちが命を落としていった時代。 もちろん今の時代は今の時代で苦しみの内容は全然別ものだし、話せば分かり合えるなんて生微温いものでもない。 学びたくても学べず国の指揮下で働かざるを得ない子どもたちが今の時代でもいる。 そのことは心に留めておかなくてはいけない事実だと思う。
- 2025年8月14日あの夏のキミを探して汐見夏衛買った雑誌の広告にて汐見先生の最新作とのことで。表紙がすごく綺麗…と思ったら、前々から目を惹かれることが多いふすいさんのイラストだった。友人と会う予定がありたまたま池袋に行った際、ジュンク堂本店にサイン本があるとの情報を得て、これは手に入れなくては!と思い購入。
- 2025年8月13日あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。あんよ,汐見夏衛読み終わった『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』。先日の金曜ロードショーでの特報にて続編の方も映画化が決まったとのことで再読。 「どんなに必死に自分の考えを訴えても、ちっとも分かってもらえなかったりする。おんなじ言葉を使ってても、それまでの環境とか生き方とかが違うと、まるで外国語みたいに伝わらないこともある」 『戦争なんて、病気だ。心の病気だ。 敵に勝つことより、名誉より、土地や資源より、人の命が一番大切だということ、そんな当たり前のことさえ分からなくなってしまう病気なんだ。』 「誰かからもらった優しさを、またほかの人に渡す。自分が優しくされたぶん、ほかの人に優しくする。そうやって恩送りの連鎖ができたら、どんどん優しい世界になっていくだろうなって、なんだか嬉しくなった」 『周りのことも、社会のことも、なにも気にせずに、自分の気持ちを正直に口にできるというのは、平和な世の中だからこそなんだ。』 平和を願った人たちが繋いでくれたこの時代をこの命を大事に。そしてこれから生きていく世代に繋いでいかなくてはいけない。 百合が現代に戻ってからのお話。タイムスリップものを観るといつも、周りにいた親しい人たちは現代に戻ったらみんな過去の人で亡くなっている、そんな悲しい現実の中でどうやって生きていくのだろう?と思っていた。(そして私はみんなと泣くポイントがずれている) 戦争の時代では結ばれなかったふたりが生まれ変わってまた巡り会う。もちろん一筋縄にはいかず紆余曲折あるけれど最終的に結ばれるハッピーエンドでロマンチックなお話。 …なのだけど、なんかもやもやうーんとなってしまうのは何故だろう…。 前作は戦時中の描写に重きを置いている印象が強かったけれど、本作は恋愛恋愛してると言うか…まぁケータイ小説だもんなぁ、という感じがした。中高生が戦争について考えるきっかけにはなると思う。 前作も映画化に際して設定など変わっている点が多々あったので、続報も楽しみに追うことにする。
- 2025年8月12日読み終わった『誰にだって、自分の意志で生きる権利があるのに。誰にだって、生きたいと願う権利があるのに。この時代では、そんな当然の権利も認められていないんだ。』 『当たり前のような「またね」の言葉。未来が来ることを、こんな時代でも、人々は信じて疑わない。いや、違うかな。言葉の上だけでも信じていたいのかも。そうじゃないと、生きていけない。』 『ここが、彼らの守ろうとした世界だ。 これが、彼らが自らの命を犠牲にしてまで叶えようとした平和だ。』 この夏は戦後80年だそうだ。テレビで耳にして知った。自分がこれまで生きてきた国のことなのになんて恥ずかしいことなんだと思う。 いま現在の平和はたくさんの犠牲の上に成り立っている、戦争の時代には生きたくても生きられない人がたくさんいたのだという事実をつけつけられる。 平和は当たり前のことではない。 毎日を大事に大事に生きていかなくてはいけないと痛感させられる。 日々の様々なことに忙殺されて投げやりになりそうになった時にはこの作品に立ち返ろう、とそう思う。
- 2025年8月9日
- 2025年8月8日移動と階級伊藤将人読み終わったついに読み終わってしまった。よく見たら5/22発売。発売日当日に手に入れたから、ずいぶんと長く旅をしてきたなと思う。 「行きたい場所に、いつでも行けますか?」そんな問いから始まる本書。この問いから思い起こした私の最初の答えは「ノー」だった。 学生の頃は望めばどこへだって行ける、何にだってなれるという展望があった。 社会人になってからは規範と言うか社会性と言うか、色々なしがらみが纏わりついて身動きが取りづらくなってしまった。元々体力もそんなにないから疲労も相まって余計に動きたくなくない。 そんな鬱々とした毎日を過ごしている中で、のんびりのんびりと読み進めてきた。 自分には関係がないと見てみぬふりをしていた格差の問題、旅行と嫉妬感情、移動と気候変動といった一見何の関係も無さそうなものの関連性。様々なものは繋がっているのだと認識したらすごくわくわくした。それと同時に複雑に絡み合っているからこそ問題に対する解決の糸口を見つけることの難しさも突きつけられる。 『移動とは、社会的で、政治的で、経済的なものである。』 この社会という枠組みの中で生きている以上、誰もが例外なく当事者である。 そして、最後にもう一度冒頭と同じく「行きたい場所に、いつでも行けますか?」と問われる。読み終えた後の私の答えは見つけられていない。この問いについての答えはずっと考え続けないといけない、人生において一生の宿題なのかもしれないなと思う。
- 2025年8月8日移動と階級伊藤将人読んでる■ジェンダー主流化 →事業計画から予算編成、調査、設計、実施、分析評価まで、公共政策や事業のすべての工程にジェンダーの観点を制度的に統合する手法とプロセス ■インターセクショナリティ →階級や経済格差、ジェンダー、人種、セクシュアリティ、能力、居住地域、民族、宗教、年齢、国家、市民権など、複数のカテゴリーが相互に影響しあいながら格差や排除、不平等、差別とそれを生じさせる構造をつくりだしていることを理解するための言葉であり、分析ツールである。 ≒個人の中にあるさまざまな特性の重なりに焦点を当てる見方 『移動せずに好きな場所に留まることも大事な権利であり、蔑ろにすべきではないし、そこでの暮らしは非合理だというのも間違いである。人には人の合理性がある。』 なんだかすごい感動してしまった。人には人の合理性がある。うん、いい言葉。人には理解されないことだとしても人それぞれ持っているものがある。心に留めておきたいと思う。
- 2025年8月7日移動と階級伊藤将人読んでる『人やモノ、情報、資本、文化などさまざまなものが今、まさにこの瞬間も動いており、移動によってこの世界は成り立っている。移動が止まれば世界が止まる、地球の自転が止まれば、この世界にあるものは吹っ飛び、大混乱に陥るように。』 『移動とは社会的で、政治的で、経済的なものである。』 『年収がいくらで、どんな性別で、どこに住んでいて、どんな働き方をしていて、どんな家族構成なのか。そんな誰もがもっている個々人の特徴が、移動をめぐる差異を生み出し、固定化し、ひいては再生産しているのである。』 移動と言うと人がどこかへ行くことを想像しがちだけれど、人以外の情報や物流などもまた移動である。日常生活に埋もれて当たり前と考えてしまいがちなこと。 『社会学という分野には、社会問題とはそこに常に存在するのではなく、人々が社会問題だと認識してはじめて社会問題となり、存在するようになるという考え方がある。』 誰かが叫ばないと誰かの目に留まらないと社会問題として存在すらしていないことになってしまう。また、同じ話を聞いても人それぞれ受け止め方は違う。問題だと感じない人もいるかもしれない。どう問題を提起するか、そのことも課題のひとつかもしれない。
- 2025年8月6日おもいで金平糖 5持田あき読み終わった過去に戻ってやり直したい。誰でも一度は考えたことがあると思う。でももし戻ったところで今よりも状況が悪くなったらどうしたら良いのだろう? 大好きな持田あき先生の8年振りのおもいで金平糖。内容はもちろんのこと、最後の最後に手紙のように記された言葉の結び『振り返らず進め』が効いてしまった。 タイムスリップができてしまったとしても、結局は今ここにいる自分より状況が良くなるなんてことは、もしかしたらないのかもしれない。生きていることなんて辛いことばっかりだし、明日なんて見えないことだって多々ある。だけど、もしかしたら最悪だらけのパターンの中で少しはマシな道を進んできたのかもしれない。どうせ過去を変えることはできないのだし、変えられる、これからの未来のことを考えてみようか。そう、思った。
- 2025年8月5日移動と階級伊藤将人読んでる■気候難民:海面上昇や洪水、干ばつなど、地球温暖化や気候変動で住む場所を追われる人たち。 →気候難民は、大きく二つに分けられる。 一つは気候変動により激甚化した災害により住まいを失った人たち、もう一つは温暖化による海面上昇や砂漠化により住む場所を失った人たちである。 ■ショック・ドクトリン:戦争、自然災害、政変などの惨事につけこみ、人々が茫然自失している間に過激な政治や経済の改革を行うことを指す。 災害大国に住む者としては知っておきたい言葉。もっと前からあったのかもしれないけれど、自分の記憶としては東日本大地震を皮切りに安住の地からの移動を余儀なくされる人がどんどん増えているように思う。そんな混乱に乗じて、己の都合が良いように政策を推し進めることが多々、あるのだそう。そんな事実があるなんて知りもしなかった。
- 2025年8月5日移動と階級伊藤将人読んでる『エネルギーなき移動は存在しないし、エネルギーがなければ私たちは生きていけない。しかし、エネルギーに根ざした文化は、自然環境や定住生活に甚大なダメージを与え、ネガティブな影響を与えてしまうというジレンマがある。』 気候変動。とてもタイムリーな話題。毎年毎年、夏になると過去最高気温を記録しているような気がする。 外が暑すぎて熱中症にならないようにどこでもエアコンは必須で、またCO2を排出し温暖化を加速させていく…。快適さを求めて自分たちで自らの首を締め続ける。 手塚治虫の『火の鳥』にて、外が灼熱すぎて地上から地下へ居住地を移して生活している話があった。地上へ出ると暑さで焼け焦げてしまう世界。夏に道端で干からびているミミズを見ると、いつか人間もこうなるのかなと思わずにはいられない。
- 2025年8月4日オズの魔法使いライマン・フランク・ボーム,河野万里子読み終わった旅の一行にはそれぞれ得たいものがある。それを手に入れる為に偉大な魔法使いに会うため旅に出る。 かかしは脳みそを、ブリキは心を、ライオンは勇気を得るために。 みんな支え合って生きている。足りないものを補いながら、助け合いながら、生きている。それぞれが気づいていないだけで、関わり合いの中で欲しいものはすでに手の中にあるのだと教えてくれる。 「毎日毎日、あんたはいろんなことを学んでいる。脳みそなら赤んぼうにだってある。でも赤んぼうは、あんまりなにも知らないだろう。知識を授けてくれるのは、経験だ。そしてその経験は、あんたがこの世で生きていけばちくほど、手に入る」 「あんたに必要なのは、あとは自信だけだ。危険を目の前にしてこわがらない生きものなど、どこにもいやしない。本物の勇気というのは、こわいと思いながらも危険に立ちむかうことだよ。」 「そもそもこころをほしがるというのがまちがっている。心というやつは、むしろたいていの人を不幸にしてしまうんだ。それさえわかれば、心がなくてよかったと思うよ」
- 2025年8月2日オズの魔法使いライマン・フランク・ボーム,河野万里子読んでる『「血と肉でできてるってのは、けっこう不便なんだな」かかしはまるで考えこむように言った。「寝なくちゃならない、食べなくちゃならない、飲まなくちゃならない。それでもあんたには脳がある。きちんと考えられるってのは、そういうめんどうと引きかえでも価値のあることなんだ」』 生きていくのには睡眠とか食事とかが必要不可欠。当たり前だと思って日常では見過ごしてしまいがちなこと。 また、考えられることは価値のあること。現代の思考停止した人間は「きちんと」考えられているだろうか?と思った。 『「ぼくは心です」ブリキのきこりが言った。「脳みそは人をしあわせにするわけではないから。そしてしあわせこそ、この世で最高のものですよ」ドロシーは、ふたりのどちらが正しいのかよくわからなくて、なにも言わなかった。』 様々なものを見聞きしたり考えることはできても、心がなくては感動することはできない。幸せは何かは一概には言えないけれど、心震わす物事に感動できないのはとても寂しいと思う。
- 2025年8月1日オズの魔法使いライマン・フランク・ボーム,河野万里子買った行きの電車で読んでいた本を読了してしまい、帰りの電車で読む本が無いのに耐えられずまた本屋さんに行ってしまった。 今回の新潮文庫100冊にてプレミアムカバー版になったと知ったときから読もうと思っていた物語。綺麗なエメラルドグリーン色。 奥付にて初版が平成24年8月1日とあり、今日から読む運命だったのでは…と自惚れた。名作にもかかわらず読んだことがないので楽しみ。
- 2025年8月1日「遅読」のすすめ齋藤孝読み終わったを読むことの良さがたくさん詰まった本だった。遅読の効能、やり方、それ以前の本を読む習慣をつける方法などが語られている。そのあたりは現時点で読書する上で自分がやっていることと重なる点が多かったから、自分のやり方の答え合わせをするような気分で読み進められた。また、齋藤先生おすすめのブックリストが載っているから、読む本に迷ったときには参考にしたい。まずは一巻だけ持っている、トルストイの「戦争と平和」を少しずつ読み進めることにする。
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