cio
@cio_105
2025年5月21日

シッダールタ
ヘルマン・ヘッセ
読んでる
昔、つっかえつっかえになりながら読んだ本。
ここ数年読書が習慣づいた賜物か、読み進めやすく感じた。文の構造が見える! その現象は言葉にできるが、その心の衝撃、感覚は言葉にして伝えられない。奇しくも、シッダールタが仏陀とそういう話をしている。
うっすらとした記憶を辿りながら読み返して気づいたのだが、私は大きな勘違いをしていた。どうやらこの本の主人公は、シッダッタ太子本人ではないようなのである。
著者のヘッセは、この本の第二部を書くにあたって瑜伽行に勤しんだと解説にある。
シッダールタの解脱への道、ゆくすえを注視していきたい。

