
it_shine
@it_shine
2025年5月21日

哲学の先生と人生の話をしよう
國分功一郎
読み終わった
相談したことがないという人の相談があって、それって自分のことじゃん? と思った。國分先生もそうらしい。
観念の物質化、観念を物質化して体外放出する気持ちで、というのは、僕が文章を書くことでやっていることだけど、やはり、それでは不安。誰かに読んで欲しいというか、頷いて欲しい時がある。それが相談する意味なのだと思うし。
解説で千葉先生が利用する、あるいは搾取することについて書かれていて、慧眼だと思った。そういう観点で人間というものを見たことがなかったし、本書で書かれていてうっすらと流れている何かだから。
人間の見方が読む前よりもちょっとだけ深くなったような気がする。気がするだけだけど。





