哲学の先生と人生の話をしよう

14件の記録
- it_shine@it_shine2025年5月21日読み終わった相談したことがないという人の相談があって、それって自分のことじゃん? と思った。國分先生もそうらしい。 観念の物質化、観念を物質化して体外放出する気持ちで、というのは、僕が文章を書くことでやっていることだけど、やはり、それでは不安。誰かに読んで欲しいというか、頷いて欲しい時がある。それが相談する意味なのだと思うし。 解説で千葉先生が利用する、あるいは搾取することについて書かれていて、慧眼だと思った。そういう観点で人間というものを見たことがなかったし、本書で書かれていてうっすらと流れている何かだから。 人間の見方が読む前よりもちょっとだけ深くなったような気がする。気がするだけだけど。
- it_shine@it_shine2025年5月20日読んでる印象よりも、内容が濃くてうれしい悲鳴な本。考えさせられてしまう。相談といっても、いろんなものがあるし、その答え方にもいろんなことがあるのだな、と思う。文章力もみんな違うし。だけど、それでも本心が透けて見えるのが面白いし、いろんなことに気付かされる。
- it_shine@it_shine2025年5月19日読んでる二村ヒトシさんの心の穴の話が出てきて、著書を再読したくなった。 自分の心の、隠された部分から出てくるいろんなことに興味がある。たぶん僕がしてしまうことは、僕の何かを象徴しているのだろうし、何かの欲望を叶えたいと思っているのだと思う。だけど、それが何かはわかっていないし、それをわかりたいのだと思う。 わかりたいし、知らしめたいのかもしれない。その上で愛されたいのだと思う。受け入れられたいのだと思う。だから、いろんなことに固執するし、努力もするし、表現したいと思うのだろう。そのこと自体は、露悪的でなければ、悪いことではないはず。問題は、そのことが価値を持たないということだ。 何かが足りないのはわかっているけれど、それが何かはわからない。たぶん自分が見て見ぬ振りをしていることが何かあるのだろう。それを、わかりたくなった。
- Kae@kae2025年4月28日読み終わった@ 自宅人生相談の類をあまり読まないからか、書かれた時代(といっても10年ほど前なだけではあるけれど)によるものなのか、はたまた相談内容を身近に感じないからか、回答に「そうなのかなあ」となることが多かった。でも第17回の相談にたいする回答のなかに出てきた遵法闘争の話はすき。
- m4@m42025年3月23日読み終わった引用 そんな理想は絶対に実現しないんですよ。一般的・抽象的なものはこの世に存在してないからです。存在しているのは、個別的・具体的なものだけなのです。(P181)