
jyue
@jyue
2025年5月21日

アウシュヴィッツの小さな厩番
デクスター・フォード,
ヘンリー・オースター,
大沢章子
読み終わった
読書日記
5月某日(火)
引き続き、アウシュヴィッツを読む日々。1章読むだけで苦しくなるので少しだけ本を閉じ、反芻して、関連する動画を見て、映像としても記憶に焼き付けておく…を繰り返しながら読み進めている。開放直後、周辺の地元住民へ「身近で、いかに残酷なことが起きていたか」を知ってもらうため、収容所へ招待するはなしがある。ヘンリーの視点では来場後の辛そうな様子しか書かれていないが、当時の記録映像を見るとまるっきり違っていて、収容所へ訪れるまでの地元住民はまるでピクニックでも行くかのようだった。分からない、知らない、ということが、残酷であり、でも同時に幸運であることがよく分かる。
一気に読むと苦しくなるので、ときどき、リニューアルされた『暮しの手帖』を読んで、気持ちを整えながら、またアウシュヴィッツへ戻る。あと1〜2日で読み終えそう。










