
つつつ
@capyandtsubasa
2025年5月22日

独学大全
読書猿
読んでる
たぶん多くの人にとっては当たり前すぎるんだろうけど、「本を読んで考える」ということの一つの具体的な側面を示してくれてる↓
p516 技法41「刻読」
書き言葉は本来、我々の思考を完全に写し取ることができない。思考を書き付け、読み返せば、必ずやギャップや違和感を感じるだろう。それこそが、次に考えるべきこと、我々の思考を先に進める契機である。違和感を書き言葉にして書き出し、また読み返して感じる違和感を捕まえ、さらに書く。この繰り返しこそ、「考える」ということに他ならない。 つまるところ、〈テキストを読み、気になるところに線を引き、線を引いた箇所について考え、コメントを残すこと〉は、実質的な意味で「考えること」を手順化したものである。



