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@1038sudf
2025年5月24日

「学生時代に教科書を読み込むことは思った以上に重要なのではないか」
本を読み終えた時の感想はこうだった。
というのも、本書では知識を「知りたいこと+ノイズ(知りたいこと以外の事柄)」と定義しており、ノイズこそ重要であると説いているのである。
学校の教科書はノイズの塊と言える。
すぐに必要なのか分からない知識が大量に出てくる。古典や漢文、歴史科目が不要とされるのも、学生たちにとってノイズだからであろう。
だが、だからこそ教科書を読み込めばいろいろな事柄に触れられるのだ。
本書を読んで、「教科書ってよくできた読み物だな」と思わされた。
