
akamatie
@matie
2025年5月24日

ありす、宇宙までも(1)
売野機子
読み終わった
一気に3巻まで読了。
セリリンガルというハンデと早くに両親を亡くした孤独の中で生きてきた少女・ありす。彼女のバディは、同じく喪失を抱えた秀才の少年。親ガチャや共依存といった言葉を跳ね除け、弱さを抱えたまま希望へと進んでいく2人の冒険。
売野機子先生て、これまで暗く内省的な作品の印象が強かったのに、この作品はまるで別人。
テンポの良さと明るさの裏に、喪失を乗り越えようとする人の希望やパワーがしっかり描かれていて、心に響いた。