ありす、宇宙までも(1)

71件の記録
- akamatie@matie2025年5月24日読み終わった一気に3巻まで読了。 セリリンガルというハンデと早くに両親を亡くした孤独の中で生きてきた少女・ありす。彼女のバディは、同じく喪失を抱えた秀才の少年。親ガチャや共依存といった言葉を跳ね除け、弱さを抱えたまま希望へと進んでいく2人の冒険。 売野機子先生て、これまで暗く内省的な作品の印象が強かったのに、この作品はまるで別人。 テンポの良さと明るさの裏に、喪失を乗り越えようとする人の希望やパワーがしっかり描かれていて、心に響いた。
- ぽけっとブックス@tsuruchans22025年5月6日買った読み終わった電車の車内で読もうと思って購入。 とても良くて、3巻まで購入読了。 続きを読みたい(まだ3巻まで) 最初と最後の手法が、『ブルージャイアント』に似ている。 あれは人が主人公を語るけど、こちらは主人公が自分を語っている
- 風邪ひき@damdamdan2025年4月3日読み終わった予備知識なしで読んで、とても良作だった。 ある障害のある子どもが同級生の助けを借りて自分の生きる道を見つける物語。最近流行ってる気がする、誰にでも哲学は開かれている、という感じのマンガ。
- むらた@L4stboy2025年3月31日読んでる新刊出てたので、改めて1巻から。学ぶことによる創発。世界が変わる、見え方ではなく実際に変わる、ということがダイレクトに突風のように吹き込んでくる感じ。
- エマ子@emma-05082025年3月30日読み終わった一巻だけ読んだけどめちゃくちゃいい。 どんな関係も言葉から始まる、でもその言葉が上手く出てこなかったら人間関係を対等に築くことは難しい。セミリンガルゆえに周りから浮いてしまうありす。彼女にとって悲しいことに「美しい」はほぼ「悪口」。 それが犬星くんと出会い、彼と何度も言葉を交わしていくことで、「美しいはもしかしたら悪い言葉じゃないのかも」「生まれ直さなくていい」そう思えるようになる。 なんて希望に満ちた言葉だろうな。 あと髪を切れなかった理由をありすが糸をたぐるように言語化していくところがすごくよかった。そりゃあ切れないわ!!髪!!
- 𝓉𝒽𝓊𝓇.|灰田条@epi_katabasis_logue2025年3月29日読み終わった漫画傑作BL漫画『インターネット・ラヴ!』の作者、売野磯子によるありすの日本人初・女性宇宙飛行士計画。バイリンガル教育によるセミリンガル、聴覚過敏と複数の困難/マイノリティ性を抱えたありすがみずからのことばや表現を奪還/獲得し夢めがけてゆく姿に心打たれるが、彼女の教師役・孤児の犬星の今後も気になる。ふたりとも幸せになってほしい。
- 梢はすか@qeaq2025年3月8日再読中「子供は、自分の力で未来を変えることができる」と声に出して言った犬星くんの姿は、うつむいて眉をつり上げ、肩をこわばらせ、拳を握りしめている。同じセリフでも教師が高らかに謳うのとはちがい、まるで小さな身体から言葉を振り絞り、巨大な不安に辛うじて立ち向かっているようだ。 それを見て自分にも、犬星くんと同じような気持ちで必死に何かと戦うように勉強した時間があったことを思い出す。
- あかくろ@duegatti52025年3月5日気になる題名だけ知っていて評判も耳にしていて、読みたいなーと思っていたのだが、売野さんの作品だと今知りました。びっくりしている。そりゃ面白いわな。買います。
- 月明かり@book_dragon2025年1月31日読み終わったもう退職してしまった会社の先輩から「あなたに似ている」といただいた漫画。 言葉が拙く息苦しさを感じるありすが孤高の天才犬星くんと出会い宇宙飛行士船長になるまでの物語。犬星くんの暑苦しいほど情熱的な指導と不器用で一生懸命なありすを心から応援したい。