
ryo
@mybook12222
2025年5月25日

西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集
梨木香歩
読み終わった
ちょうどいまぐらいの季節の話
花屋にはブルーベリーの枝が並び始めていて、小説の中では、まいが野いちごを摘んでいた
曇り空の日に読むのにちょうどよかった、雨の匂いとか、土を踏みしめる感覚、植物の生きている感じ、薄ぼんやりとかかる霧、そういうものがいつもより近しく感じられた
本編すら読んだことがなかったが、ひと通り読んだうえで知ることになる、おばあちゃんの「かまどに小枝を」がすばらしく良い、いつになっても、そこにおばあちゃんがいるんだということ、そこに行けば、おばあちゃんを感じられるんだということ



