
note103
@note103
2025年5月26日

読み終わった
つらい話が多いが、不思議と読み手である自分が二次受傷を受けるような感覚はほぼない。性的な話題を中心にしているが、いわゆるエロ要素もほぼ全く感じない。しかし親からの虐待、とくにはカルト宗教の2世としての被害の話はキツい。
と言っても、読まなきゃ良かったという感じは全然なく、やはり著者の語りの見事さというか、ちょいちょい挟まれる自らの(普通だったら)恥ずかしい(と感じるはずの)エピソードと、そのユーモラスな文体がこれをひとつの読み物として完成させている。